オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2025年7月

株式会社Wishのよもやま話~第8回~

皆さんこんにちは!

 

北海道・札幌市内を中心とする様々な現場にて、電気工事や土木・外構工事を専門に施工を実施している

株式会社Wish、更新担当の富山です。

 

 

 

電気設備工事の鉄則 ~安全・品質・信頼の三本柱~


今回は、電気設備工事を行う上で絶対に守るべき鉄則についてお話しします。


電気は、私たちの生活に欠かせない便利なエネルギー。

しかし、一歩間違えれば感電や火災といった重大な事故につながる、非常に危険なものでもあります。


だからこそ、電気工事士や施工管理者には、高い倫理観と確かな技術力が求められます。


鉄則①:安全第一は絶対の原則

 

電気は目に見えないエネルギーです。

だからこそ、油断は禁物。


安全対策の徹底は、すべての作業における大前提です。

  • 感電防止:絶縁手袋や絶縁工具を必ず使用する。

  • 停電作業の徹底:ブレーカーを落とし、必ず検電器で確認。

  • 適正な絶縁距離の確保:特に高圧設備では、規定距離を守らなければ命に関わります。

現場では、「ヒヤリ・ハット(ヒヤッとした・ハッとした)」事例を共有し、同じミスを繰り返さない文化をつくることが重要です。


電気工事における事故は、ほんの一瞬の油断が原因となることがほとんど。

だからこそ、安全第一は口癖ではなく、行動で徹底する必要があります。


鉄則②:法令遵守と資格管理

 

電気工事は、電気工事士法や電気設備技術基準などの法律に基づいて行うことが義務付けられています。


無資格者の作業や、法令違反を伴う手抜き工事は、重大な事故を引き起こし、場合によっては刑事責任を問われることもあります。

さらに、

  • 施工図や回路図の正確な作成

  • 工事写真や検査記録の保管
    といった書類管理も必須です。
    これらは「形だけの義務」ではなく、品質と安全を証明する重要な記録です。


鉄則③:品質を守る=信頼を守る

 

「見えない部分こそ、丁寧に」。


これは、電気設備工事の世界で最も大切な言葉です。


なぜなら、配線や端子処理は、壁の中や天井裏に隠れてしまうから。


そこに手抜きや不具合があれば、

  • コンセントの異常発熱

  • 絶縁不良による漏電

  • 最悪の場合、火災事故
    といったリスクが潜んでいます。

 

私たちは、必ず適正な配線・確実な端子処理・絶縁テストを実施します。


品質を守ることは、お客様の信頼を守ること。それは、電気工事業者としての誇りでもあります。


鉄則④:進化に対応する力

 

現代の電気設備工事は、ただの「配線」ではありません。

  • 情報通信工事(LAN、Wi-Fi)

  • エネルギーマネジメント(太陽光・蓄電池・EV充電)

  • スマートホーム機器の設定や連携
    これらは、もはや当たり前の時代です。
    つまり、電気工事士には電気だけでなくICT、IoTの知識も求められます。

 

さらに、法令や製品情報も日々更新されます。


「昨日までの知識」では対応できない現場がある――だからこそ、継続的な学習とスキルアップは、プロフェッショナルの責任です。


まとめ

 

電気設備工事における鉄則は、

  1. 安全第一を徹底する

  2. 法令遵守と資格管理を怠らない

  3. 見えない部分こそ丁寧に施工する

  4. 新しい技術に学び続ける

どれも当たり前のことに見えますが、現場で一瞬でも怠れば、重大な事故や信頼の失墜につながります。


私たちは、**「見えない部分にこそ真心を込める」**をモットーに、これからも地域の安全と安心を守り続けます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

株式会社Wishでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

北海道・札幌市内を中心とする様々な現場にて、電気工事や土木・外構工事を専門に施工を実施しております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

株式会社Wishのよもやま話~第7回~

皆さんこんにちは!

 

北海道・札幌市内を中心とする様々な現場にて、電気工事や土木・外構工事を専門に施工を実施している

株式会社Wish、更新担当の富山です。

 

 

 

電気設備工事の歴史をたどる旅 ~発展の軌跡~

 

 

今回は「電気設備工事の歴史」に焦点を当て、電気の誕生から現代の高度なシステムまでの歩みをたどっていきます。


電気の夜明け:19世紀後半の革命

 

電気設備工事の歴史は、19世紀後半の産業革命と深く関わっています。


1879年、トーマス・エジソンが白熱電球を発明し、世界に「光」をもたらしました。


その後、送電技術の進歩により、都市に電気が普及していきます。


当時の配線は、裸の銅線を木製の碍子に乗せるというシンプルなもので、感電や火災のリスクが非常に高かったのです。


日本の電気工事の始まり

 

日本では、明治時代に電灯が登場。

1890年代には東京・大阪で電気事業が本格化しました。


当時の電気工事は、配線材も絶縁不十分で、建物の防火性能も低かったため、しばしば火災事故が起きていました。


この頃から、電気工事において**「安全」**という概念が強く意識されるようになります。


戦後復興と電化ブーム

 

第二次世界大戦後、日本は高度経済成長期を迎え、家電製品が爆発的に普及しました。


この時代、電気工事の需要は急増し、**「国家資格」**である電気工事士制度が整備されました。


1958年に電気工事士法が制定され、電気工事は専門技術を持った有資格者が担うべき職業として、社会的に位置づけられました。


現代の電気設備工事:ICT・スマート化の時代

 

現在の電気設備工事は、単に配線するだけの仕事ではありません。

  • 情報通信工事(LAN・Wi-Fi)

  • 防犯・監視システム

  • スマートホーム機能

  • 再生可能エネルギー(太陽光・EV充電設備)
    これらの工事を含めた「総合設備業」へと進化しています。
    AIやIoTとの連携により、電気設備はより安全・便利で、省エネ性能も高いものになっています。


まとめ

 

電気設備工事の歴史は、まさに「生活の進化の歴史」。


これからも、電気はなくならないどころか、ますますその重要性を増していくでしょう。


次回は、そんな電気設備工事に携わる者が守るべき「鉄則」について、深掘りします!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社Wishでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

北海道・札幌市内を中心とする様々な現場にて、電気工事や土木・外構工事を専門に施工を実施しております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png